2019/05/01

この時期はハウスの中で育苗するので、ハウス内が熱くなりすぎて苗が焼けてしまったり、涼しくしすぎて育ちが悪かったりしないように、常に空模様と時間とを気にしながらの日々です。あまり遠出もできないし、街に出ていても太陽が照り始めたりするとドキドキします。おかげさまで今年も苗が順調に育ってくれています。毎年この季節にたくさん苗が並んでいる景色を見ると、風の谷のナウシカでナウシカが胞子を育てていた部屋を思い出します。「きれいな水と土では腐海の木々も毒を出さないとわかったの。汚れているのは土なんです。」自分たちが耕す畑では、清らかで地球のエネルギーに満ちた土を、次の世代に残せたらいいなぁ。遠い未来のこの土地の景色を時々想像しています。

2019/04/21

桜も散り始めて、春もピークが過ぎたような気配です。春は出会いに別れ、種まきに田植えと農家にとってはイベント目白押しですが、そんな忙しい最中にお祭りシーズンの到来です。年々このお祭りの記憶が積み重なって、両郷の空にひびく太鼓の音を聞くと、しみじみいいなぁと思うようになりました。賑やかでありながら派手すぎず、そして厳かなここ大宮温泉神社の春の例大祭は、残していきたい素朴で伝統的な風景です。商売っ気がなくて、あくまで神事であることから逸れていないこのお祭りが好きです。地元の神社役員の方や若連の皆さんのお陰で続いています。毎年同じ行事が繰り返されること、毎年同じ順で季節が巡っていくこと、そして毎年同じ景色を見せてくれる田畑。そんなことにすごく安心します。

2019/04/16

今年もようやく野菜の発送が始まりました。まだ品目が10揃わないので、お野菜ボックスは5月からのお届けですが、ひとまず飲食店さまに初回のお届けを終えました。やっぱりたのしい!今回は小松菜の菜花とほうれん草と春菊。早朝収穫して洗っておいて、朝食すませて子供たちを保育園に届けて、赤ちゃんをベビーカーで転がして眠ったところで袋詰め。すきなラジオを聴きながら野菜を詰めるこの時間が、今のところ何よりの気分転換です。ポキポキ折っては味見しながら「お、味かわってきたな」とか「どんな風に食べたらいいかな」とか感じながら、キレイに箱詰めして伝票貼る。あ〜気持ちいい!育った野菜を商品に仕上げていくのはとても楽しい瞬間です。

2019/04/12


葉玉ねぎ。また下の方が大きくなる前の玉ねぎです。キレイです。なんていうのかな、この線の重なり。葉脈?ぶつ切りにしてかき揚げで食べたらとろとろ甘くて美味しかった。今のところ順調です。もしかしたら初めてちゃんとできるかも!初夏の収穫が楽しみです。皆さんにお届けできますように。

2019/04/05


農作業で疲れていても、そんなことは子どもたちは関係なし。「遊んでほしい!」「今日はムリ」「やだっヤダッ!」「いや、ムリ」という悶着の末にちょっとアートな感じに仕上がった。

2019/03/27



春休み中の姪っ子も手伝ってくれて、今年も無事にジャガイモの植え付け終わりました。ジャガイモはいまだ満足いくように収穫できていない作物のひとつ。去年は張り切って150kg近く植えて、芋掘り機も手に入れて万全だったものの、忙しさに追われて手入れのタイミングを逃し、機械も活かしきれず・・・という具合。まわりの皆さんが農薬ありジャガイモを作る場所だったもんだから、そこらじゅうのテントウムシダマシがうちのジャガイモの葉を食べまくるという事件もあり、たね芋代を回収できたかどうかというところでした。今年は場所を変えて、たね芋の準備もちょうどよくできて、毎年お手伝いしてもらっている皆さんと気持ちよく植えることができて、今のところいい感じ、いい感じ。あとはいのしし様に出来るだけ食べられませんよう、祈るだけです。

2019/03/26

今朝、泣きたくなっちゃった娘をおぶって散歩していたら、今年初めてのウグイスの声を聞きました。家に戻ってその話をすると「どっちの耳で聞いた?」と聞かれました。どうやらどっちかの耳で聞くと縁起がいいそうなのですが、それがどっちの耳だったかは忘れたと(笑)気になったのでパソコンで調べてみると、越後の方の昔話にウグイスは山の神の使いとしてよく登場するらしく、「ウグイスの初音を右耳で聞くと上作、左耳で聞くと不作」ということみたいです。そんな風に昔の人たちは神々の声を聞こうとしていたんだなぁ。ウグイスの声を聞いただけでも気持ちのいい朝だったけど、さらに右耳で聞いたのでなお嬉しい朝でした。泣いてた娘も笑ってたな。写真は高塩菓子店「練切・花桃」こしあん入りです。うちの娘たちの名前も花ともも。

2019/03/25

先週からいろんな菜花をSHOZO横の販売所に置き始めました。とはいっても菜花の季節はすぐに終わってしまうので、春を知らせる今だけのお野菜です。少しほろ苦い菜の花はできるだけシンプルに食べたいからだいたいお浸しにします。菜花のゆで汁100mlに薄口醤油とみりんを大さじ1ずつ。そこに上手に茹でた菜花を浸す。菜の花のおひたしは、だし汁を用意しなくてもゆで汁に昆布のようなうまみが出るということを知って以来のお気に入りのレシピです。

2019/03/13

去年収穫したジャガイモは、収穫してから時間が経っているのでシワシワで一見おいしくなさそうなんだけど、皮をむいてきれいにしてあげると中はしっとりして、甘みを蓄えていてすごく美味しい。親バカのようなものだけど、うちのジャガイモはおいしい。言葉で表現できないけど、包丁を入れた時の感触や、なめらかで心地よい舌触りやジャガイモそのものの甘さがとてもいい感じ。そんなジャガイモの植え付けがもうすぐ始まる。春の大仕事のひとつです。
レタスその後。だいたい1ヶ月くらい。もうそろそろ畑の土の上にお引越ししたいですね〜。