2019/03/27



春休み中の姪っ子も手伝ってくれて、今年も無事にジャガイモの植え付け終わりました。ジャガイモはいまだ満足いくように収穫できていない作物のひとつ。去年は張り切って150kg近く植えて、芋掘り機も手に入れて万全だったものの、忙しさに追われて手入れのタイミングを逃し、機械も活かしきれず・・・という具合。まわりの皆さんが農薬ありジャガイモを作る場所だったもんだから、そこらじゅうのテントウムシダマシがうちのジャガイモの葉を食べまくるという事件もあり、たね芋代を回収できたかどうかというところでした。今年は場所を変えて、たね芋の準備もちょうどよくできて、毎年お手伝いしてもらっている皆さんと気持ちよく植えることができて、今のところいい感じ、いい感じ。あとはいのしし様に出来るだけ食べられませんよう、祈るだけです。

2019/03/26

今朝、泣きたくなっちゃった娘をおぶって散歩していたら、今年初めてのウグイスの声を聞きました。家に戻ってその話をすると「どっちの耳で聞いた?」と聞かれました。どうやらどっちかの耳で聞くと縁起がいいそうなのですが、それがどっちの耳だったかは忘れたと(笑)気になったのでパソコンで調べてみると、越後の方の昔話にウグイスは山の神の使いとしてよく登場するらしく、「ウグイスの初音を右耳で聞くと上作、左耳で聞くと不作」ということみたいです。そんな風に昔の人たちは神々の声を聞こうとしていたんだなぁ。ウグイスの声を聞いただけでも気持ちのいい朝だったけど、さらに右耳で聞いたのでなお嬉しい朝でした。泣いてた娘も笑ってたな。写真は高塩菓子店「練切・花桃」こしあん入りです。うちの娘たちの名前も花ともも。

2019/03/25

先週からいろんな菜花をSHOZO横の販売所に置き始めました。とはいっても菜花の季節はすぐに終わってしまうので、春を知らせる今だけのお野菜です。少しほろ苦い菜の花はできるだけシンプルに食べたいからだいたいお浸しにします。菜花のゆで汁100mlに薄口醤油とみりんを大さじ1ずつ。そこに上手に茹でた菜花を浸す。菜の花のおひたしは、だし汁を用意しなくてもゆで汁に昆布のようなうまみが出るということを知って以来のお気に入りのレシピです。

2019/03/13

去年収穫したジャガイモは、収穫してから時間が経っているのでシワシワで一見おいしくなさそうなんだけど、皮をむいてきれいにしてあげると中はしっとりして、甘みを蓄えていてすごく美味しい。親バカのようなものだけど、うちのジャガイモはおいしい。言葉で表現できないけど、包丁を入れた時の感触や、なめらかで心地よい舌触りやジャガイモそのものの甘さがとてもいい感じ。そんなジャガイモの植え付けがもうすぐ始まる。春の大仕事のひとつです。
レタスその後。だいたい1ヶ月くらい。もうそろそろ畑の土の上にお引越ししたいですね〜。

2019/03/07

あたらしい仕事・あたらしい場所を求めている若い友人が「わたしの居場所はどこなんだろう?」と話していた。ずっと若い頃にわたしもそんなことを思ったことがあったかな。今はどこかに自分のために空けてある席を探すというよりは、とりあえず良さそうなところに自分を置く、というイメージ。景色のいいところに椅子をおいてコーヒーを飲むようなかんじ。それは場所だったり人だったり、本だったり植物のとなりだったり。わたしもこの家に暮らし始めて6年だけど、まだ自分の家・自分の居場所という感じはうっすら程度。たくさんの人々が暮らしてきた家ということもあるし、段々に自分とこの場所の呼吸が合っていって、しっくりくる場所になっていくのだろうと思う。まずは自分の中に自分が安心して座っていることが大事だなと思ったよ。それができれば場所はどこでもいい。子どもたちは気持ちのいい場所を見つけるのが上手です。

2019/03/02

先週末は去年亡くなったおじいちゃんの1周忌でした。お葬式の時もそうだったように、この静かな田舎道をみなさんとお墓まで歩いて行く風景は、はじめてなのになぜだか懐かしく感じました。日本人としての魂の記憶なのか、日本昔ばなしの影響か?だいちゃんと結婚する前、まだ恋人でもない頃に、菊池家に遊びに寄った時、裏山からなんとなく呼ばれたような気がしたことを思い出した。そういえばその時「私はここに来るんだな」と妙に納得していたような気がする。全部そんな気がするというお話。

2019/03/01

レタスのその後。たぶん15日目くらい。すくすく大きくなっております。