さてさて、今日もジャイサルメールにいます。そして大介先生が2度目の食あたりです。5m以上はトイレから離れられないような1日をのりこえて、今回は抗生物質と整腸剤に手を借りました。薬をひとつ飲むにも何時間もインターネット調査です。日本から持ってきた薬が一式あるものの、自分の身体ではない時の薬選びは必死です。子供が生まれたら薬に限らずこんなことの連続なんだろうなぁとドキドキです。そういうわけで昨日今日と静養しています。
食あたりの前の日、私たちはラクダに乗って砂漠へ行ってきました。ラクダに1時間以上乗るのはけっこう大変でしたが、初めて見る砂漠はやっぱりきれいで見とれました。砂漠で見る夕日は砂ぼこりの存在で月のように見えます。夜空と朝日は日本でいつも見ているものの方が美しいと思いました。砂漠から帰る途中でジプシーの村を通った時、何でもいいから食べものをちょうだいとねだる子供に会いました。私たちのお世話をしてくれた砂漠の住人もここで生きるのは食べ物も水も服もなくて本当に大変なんだと嘆いていました。確かに見渡す限り砂。砂漠を出るなんて考えたこともないのだろうか。それとも国の事情でここで生きなければいけないのだろうか。聞いてみたいことは沢山あったけど、言葉が通じない。彼らが私たちのご飯を作っている時の顔や、私たちをラクダに乗せて自分たちはひたすら歩く姿にどこか悲しみを感じてしまい、だからと言って自分たちの幸せを噛みしめるというのも何か違うような気がして、よくわからない気持ちになりました。悲観的に感じ過ぎているような気もします。ただ資源という言葉の意味がちゃんとわかった気がしました。恵美
食あたりの前の日、私たちはラクダに乗って砂漠へ行ってきました。ラクダに1時間以上乗るのはけっこう大変でしたが、初めて見る砂漠はやっぱりきれいで見とれました。砂漠で見る夕日は砂ぼこりの存在で月のように見えます。夜空と朝日は日本でいつも見ているものの方が美しいと思いました。砂漠から帰る途中でジプシーの村を通った時、何でもいいから食べものをちょうだいとねだる子供に会いました。私たちのお世話をしてくれた砂漠の住人もここで生きるのは食べ物も水も服もなくて本当に大変なんだと嘆いていました。確かに見渡す限り砂。砂漠を出るなんて考えたこともないのだろうか。それとも国の事情でここで生きなければいけないのだろうか。聞いてみたいことは沢山あったけど、言葉が通じない。彼らが私たちのご飯を作っている時の顔や、私たちをラクダに乗せて自分たちはひたすら歩く姿にどこか悲しみを感じてしまい、だからと言って自分たちの幸せを噛みしめるというのも何か違うような気がして、よくわからない気持ちになりました。悲観的に感じ過ぎているような気もします。ただ資源という言葉の意味がちゃんとわかった気がしました。恵美