2013/04/22


イギリス西部での目的を果たして、いろんな収穫を抱えてロンドンへと戻ってきました。夜中にパリ行きのバスが出発するまでの間、ロンドンの街を歩き回ってみました。ヴィクトリアステーションがあるあたりは落ち着いたハイセンスなお店が並ぶのに対して、街の方はビルが建ち並ぶ大都会です。私のイメージではニューヨークとか東京が空気感は似ています。どの通りにも扉を開けてみたいお店がいっぱいで刺激的でした。お店のデザインや完成度の高さはこれまで見てきた中では一番かもしれません。カフェもフランスやイタリアとは流れの違う、日本の言葉でいうと第3世代のコーヒー屋さんが多くありました。触れたことのある空気感にやっぱり最初はホッとしたり、いいねいいねという気持ちで楽しかったのですが、やっぱりそっかそっかの帰り道。ロンドンの街で良かったのはバッキンガム宮殿のまわりの公園、パリの公園とはまた違った優雅でのどかな空気で満ちていました。やっぱりイギリスは他の国より少しだけ多く気品を感じます。イギリスへは強行日程で参りましたが、自分達が今何に感動するのか、何を求めているのか前より少しはっきりさせてくれたように思います。目的地までの道の途中で思いもよらなかったすてきなものに出会いました。期待や情報のない状態でいる方がずっとずっと感動が大きいし、その回数も多く起こる。頭ではわかっていてもついつい下調べてしまう私は、そんな感覚をこの旅でようやく思い出せそうです。本当に良かったなぁと思います。恵美