昔の人は草木に降りた露が白濁したように見えることを、夏から秋への交代期の目印としたそうです。だから今は二十四節季では白露という季節。もともと天体観測をもとにした暦がまだ安定していなかった頃に、それでは農作業には不便ということで、身近な自然現象を用いて季節の移り変わりを示したのが二十四節季七十二候だったそうです。季節はいつの間にか変わってしまうなぁと思っていたけど、それしにても五日ごとに巡っていたなんてこれまで見逃しすぎました。季節が変わる瞬間って驚きと感動があって嬉しいので、変わりゆく季節をこの目で見たい!季節に追いつきたい!と半ば必死です。