2014/05/26


仕事から戻ってきた大ちゃんが、ラジオでこんな詩が朗読されてたんだぁと、教えてくれた詩。経営学者のピーター・ドラッカーが95歳の時に書いた老人の詩とされていますが、作者は色んな説があるみたいです。それでもいい詩だったのでご紹介。だいちゃんにはもっと肩の力を抜かれたり、もっとアイスクリームを食べられたら、ちょっと困る気もしますが(笑)



























もう一度人生をやり直せるなら・・・・

今度はもっと間違いをおかそう。

もっとくつろぎ、もっと肩の力を抜こう。
 
絶対にこんなに完璧な人間ではなく、もっと、もっと、愚かな人間になろう。
 
この世には、実際、それほど真剣に思い煩うことなど殆ど無いのだ。 

もっと馬鹿になろう、もっと騒ごう、もっと不衛生に生きよう。
 
もっとたくさんのチャンスをつかみ、行ったことのない場所にも

もっともっとたくさん行こう。 

もっとたくさんアイスクリームを食べ、お酒を飲み、豆はそんなに食べないでおこう。

もっと本当の厄介ごとを抱え込み、

頭の中だけで想像する厄介ごとは出来る限り減らそう。

もう一度最初から人生をやり直せるなら、春はもっと早くから裸足になり、

秋はもっと遅くまで裸足でいよう。 

もっとたくさん冒険をし、もっとたくさんのメリーゴーランドに乗り、

もっとたくさんの夕日を見て、もっとたくさんの子供たちと真剣に遊ぼう。

もう一度人生をやり直せるなら・・・・ 

だが、見ての通り、私はもうやり直しがきかない。

私たちは人生をあまりに厳格に考えすぎていないか? 

自分に規制をひき、他人の目を気にして、

起こりもしない未来を思い煩ってはクヨクヨ悩んだり、構えたり、落ち込んだり。

もっとリラックスしよう、もっとシンプルに生きよう、

たまには馬鹿になったり、無鉄砲な事をして、

人生に潤いや活気、情熱や楽しさを取り戻そう。 

人生は完璧にはいかない、だからこそ、生きがいがある。