2016/05/02


先月から「きくち農園」のホームページ作りに取り組んでいます。オランダに暮らす、友人でありデザイナーのMasaとスカイプでミーティングしながら進めています。作り始めるまではホームページを作るということを簡単に考えすぎていました。私たちが農園を通してやりたいこと、表現したいことを誰の目から見てもわかるように可視化するという作業ですから、まずはその私たちの核になるものを拾い集めて磨いてさらに言葉にしなければいけません。いかに自分たちが漠然といつかこんな風になったらいいねぇとのん気にしていたことか…Masaのおかげで「あ、実際にやる時が来ているんだ」とようやく気がついたわけです。そんな作業の中で未来のことを考えることも多く、今はまだ小さい私たちの子供たちの子供たちの子供たち、のさらに子供たちを想像していたりして、その子たちとも一緒においしいご飯がたべたい!と思うのですが、さすがに2世代先くらいまでかな。自分が死んだ後の会えないであろうずっと先の子孫のこともすごく愛しくて、ずっと見ていたいなぁと思うのですが怖いでしょうね。その頃の両郷はどんな風景になっているんだろう。見たい。そこに美しい風景が残っているために今できることはなんだろう。このあたりにいらっしゃるであろうご先祖さまの気持ちが少しわかるようなわからないような。おばあちゃんが大ちゃんを見守る背中にいろんな愛が重なって見えた午後でした。