2017/04/15

地元の神社のお祭りはあいにくの小雨でしたが無事に終わりました。毎年春のお祭りの日は親戚が集まって巻き寿司を食べます。地元のお祭りの翌週は大田原の町の方で大きなお祭りがあって、町の方では人はいても叩き手がいなくて、そちらに大ちゃんとお父さんはお囃子の助っ人で出向きます。そういうわけでこの期間中は練習も含めると昼も夜も男性陣の留守が多く、私とお母さんは口癖のように「また今日もいないの!?」と言い合っています。夫がいないと妻はお仕事も家事も育児も大変なんです。でもね、お祭りで調子よく鳴り響くお囃子を聞いたり、自分の家族によって神楽が奉納されるのを見ると我に返って、ありがとうと思うわけです。田舎の方ではまだ地域の伝統文化がこうして守られていて、近所の男の人たちがこの日ばかりは3割増しくらいでかっこいいから子供たちも憧れていて。そんな男たちの頼もしさに、この地域はまだ大丈夫かもしれないとなんとなく安心できます。いつまでも、春になったらお囃子の音が聞けるといいなぁと思います。