2019/02/04



きくち家に嫁いで節分を初めて体験した時は「あ、節分ってこういうことか」と驚いたことを思い出しています。ここに来るまでは豆まきというと子供向けの楽しい行事という印象で、幼稚園や小学校で豆まきした記憶があるくらい。ここでの豆まきは家長の男の人が行い、敷地内のすべての建物に、大豆の枝にイワシの頭を刺したものを魔除けに飾りながら、豆をまいて鬼を祓っていきます。「福はーうちー、福はーうちー、鬼はーそとー」というリズミカルで大きな掛け声と一緒に、その年に採れた大豆をバシバシ勢いよくまき、あ〜確かにスッキリする〜という気持ちのいい行事です。夜に行うので豆を撒く家長にイワシを渡す係、足元を懐中電灯で照らす係が必要で、今年は長男長女が張り切って担ってくれました。ついでに「たべちゃお」と言いながら豆をひろっている姿が平和でした。無事に魔除けをして、明日は立春!