2013/02/17

おはようございます。今朝はジャカルタです。だいちゃんは排気ガスにのどをやられていて、持ってきたイソジンが心強いです。昨日の列車の旅はけっこう面白かったです。大きな駅に停まるたびに短かい停車時間をねらって、もの売りがけたたましくやってきます。膝の上に品物をのせて、いらないよと言うまで置いていく人や、個人的に好きだったのが「コーピーポーピーコーピー」と連呼していたコーヒー売りのおばちゃん達。ここではコーヒーはKopiといい、かもめ食堂で出てきたコピルアックはルアックコーヒーという意味だったんだとわかりました。列車からの風景は田舎と都会の繰り返しで、田舎の当たり前と、都会の不自然をはっきりと見せてもらった気がします。田舎ではほとんどの土地が田んぼに使われていて、1年中気温が高く米作りができるので田植えをしている隣りで収穫しているという光景も新鮮です。田舎のほうの風景は宮崎駿の映画のなつかしい空気そのもの。あくまで見ているだけですが、貧しさと幸福感が同じくらいあるような気がします。ジャカルタは街全体が不健康な感じ。今、東京に戻ったらどんな感じがするのだろう。この街にきて、日本から持ってきたせっけんのラベンダーの香りがものすごくありがたい。香りに癒されるってこういうことだったんだなぁと、はじめて実感。でも今日はそんな不健康な街、ジャカルタをもっと味わってみようと思います。恵美