
ジャカルタに着きました。高層ビルが立ち並ぶ、今回の旅では今のところ一番の都会です。かと思えば、線路脇には有りもので作った0円ハウスが建ち並び、貧富の差が激しいようです。どこの国でも、都会はそうなっていってしまうんだなー。栃木の田舎で育ったせいか、都会は落ち着きません。山とか海とか、自然が目に入ってないと、どうにも気分が乗ってきません。そんなちょっとセンチな気分を吹き飛ばしてくれたのが、宿の近くのナシゴレン屋台のおじさんでした。見事な手さばきで作ってくれたナシゴレンの旨さに感動し、その旨さを知っているだけで、何だかこの街を少し知れたような、そんな落ち着きを持てるのです。もうジャカルタに来る事は無さそうだけど、ジャカルタにはあのうまいナシゴレン屋台があるって知ってるだけで、なんだかちょっと幸せだったりします。 大介