2013/04/26






デンハーグはオランダ第3の都市。司法・行政の要所があったり女王様の住まいがあったりで重要な都市なんですが、街は都会だけど小さめにまとまっていてとても住みやすそうな所です。すごく新鮮だったのは、デンハーグのメインの駅の目前に鹿公園があって、そこからずーっと森が続いている事。立派な木が沢山あって、砂利を敷いた遊歩道があって、ベンチがあって。適度に整備されながら適度に自然な状態を保っている感じの、とても親しみやすい場所でした。那須でいうなら、平成の森みたいな感じかな。やまに聞いたら、同じような森がデンハーグには幾つもあるらしいです。都市が発展していけばそこに人が集中し、生活の場が必要になり、沢山の人の生活の場を確保するために森が切り開かれる。今まで先進国では当たり前に、またはどうしようもなく行われてきたそんな事が、ここでは当たり前ではなかったんですね。オランダは埋立地ですから、土地は元々そんなに沢山は無いはず。でも人が生きるためには本当に必要なものは何かを昔からしっかり考えていて、その考えをしっかりと守ってきているのかなーと感じました。オランダには学ぶべき部分が沢山ありそうです。 大介