2013/04/09





ドキドキを残したままフィレンツェをあとにしてチンクエテッレという海ぎわの美しい5つの村を目指し、拠点となるラ・スペツィアという町にやって来ました。とりあえず1泊して今日1日チンクエテッレを歩く予定でしたが朝起きるとザーザーの雨。こんな日もあっていいねということでカフェで今後のルートを考えたり、ブログを更新したり、村上春樹を読んだりしています。おかげでブログがリアルタイムになっています。本って不思議ですね。本の上はどこの国でもなくて、読み耽って顔をあげるとそっかイタリアにいるんだった、となります。文庫本の上に広がるスノードームのような世界。ゲストハウスの多くにbook exchangeといって読み終わった本を置いて読みたい本を持っていくという本棚があって、おかげで移動時間やこんな雨の日が充実しています。今回泊まっているゲストハウスはアパートの1部屋を3つに区切って作った3部屋のみの作り。キッチンとバスルームはみんなで使います。近くに住む若い女性が運営していて、予約関係はすべてウェブで行い、お客様と時間を決めてチックイン、そして翌日チェックアウトの時間後に掃除にくるというやり方でなかなか賢いやり方だなと思いました。ふむふむ。