
すこし前に、僕たちが耕している畑の中で一番山に近い畑に里芋を植え付けました。ある日、いつものように畑の様子を見に行くと、畝に所々荒らされたような形跡が...。そうです、イノシシ。今でも近くの猟師さんにイノシシ肉をもらったりしますが、昔に比べればだいぶイノシシの話を聞かなくなりました。だから、普通に生活していたらいるんだかいないんだかよく分からない。でも、こうしてたまに出てきてくれると、この場所でイノシシも、狐とか狸とかイタチとかその他色々、みーんな一緒に暮らしてるよねと改めて思うことができるのです。イノシシに里芋掘り返されたらもちろん里芋はできない訳ですが、それでも人間本位になりがちな日々の生活を省みて、謙虚さを取り戻すことができる貴重な出来事だと思うわけです。まー、僕はイノシシがそこにいるって事だけでなんか楽しいなーって思っちゃうんですけどね。ちなみに、うちにはイノシシの親分がいまして、キクチエミ猪突猛進イノシシ年でございます。